お酒を呑むと、声が枯れてしまう とか
飲んだ翌朝は喉が痛い という話をよく聞きます


実は
「口呼吸」が原因、という事が少なくないんです。

鼻呼吸と口呼吸には決定的な違いがあります。

鼻を通って肺に入る空気は、鼻毛や粘膜、鼻腔の弁など
空気を浄化する通路を通ってから肺に入るので、
例えば、冷たい空気は温まり、ある程度のばい菌はチリや埃などと一緒に鼻毛や粘膜に留まります。

ところが口から空気を吸うと、そういった(空気を浄化する)障害を通らずに
直接気道を通り、肺に入れる事になるので、ウィルスやチリ、埃といった
カラダ(&喉)を傷付けるモノが直接体内に入る事になるのです。

当然、そのように刺激の強い空気が通れば、
喉は傷つき、外気中のウィルスは体内に簡単に侵入します。


お酒を飲んで、気持ちが高揚すると、呼吸が浅くなり
口呼吸が多くなってしまいます。
(口からの方が一度に沢山空気を吸い込めるので)


そんな時ほど、鼻から空気を吸うことを意識してみてください。
鼻炎などで両方の鼻が完全に詰まっていない限り、
試してみる価値はあると思います。


しばらく続ければ、慣れてきます。

私はこの時期でもマスクを付ける事はまずありません。
しかし余計なウィルスを受け取って風邪を引く事も滅多にありません。


呼吸は毎日欠かさず行う行為。
役目を知り、少しだけ 意識と方法を変えるだけで
改善できるカラダやココロの不調が沢山あります。



Voice & Posture Designer 
   Mai Quon

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